『吾は巷のインタビュアー!』

走るしがないタクシードライバーからみた哲学みたいなもの

コロナとタクシー「やっぱりタクシー、それでもタクシー」

銀座に浅草、秋葉原、観光地という観光地は人が少なっ! 休日となればゴッタ返すのに……。

 

実際のところ世間に新型コロナウイルスを公表した時点、「これから感染の恐れがあるから気をつけましょうね」というのが用意スタート! ってなわけじゃなくて、公表される前から感染は始まっているんですよね。

渡航に制限かかる前に多くの中国の方が日本に訪れていますし、感染した人たちだって少なからずいると思います。

 

じわじわ、そろーりそろりと『やつ』迫って来ていたのでした!

 

そして、

「タクシー運転手、新型コロナウイルスに感染!」

 

でも、この運転手は乗客から感染したのではなく、新年会の屋形船で感染した可能性が高いとか……。

 

そうなれば、なぜタクシー運転手という肩書きを前面に出し報道するのか……

 

ある意味タクシーに対する疑念、社会の不安の期待に応えるかたちの報道になって悪意ありありに感じるのは私だけでしょうか……。

 

もうこうなってはタクシーに対するイメージは払拭できず、

「ほれみろ、やっぱりタクシーだ〜〜」

 

たしかにタクシーなんて乗り物は、密室、密閉、濃厚接触。

運転席と後部座席の距離も短し……。

料金清算する際などさらに短し……。

 

そんなタクシーを控える人が増え、吾らの売上も下降気味。

 

でも、その事がかえってタクシーという乗り物は安全だよって言ってるように思えるんですよね。

 

何故かって……それは、社会の目がタクシーという乗り物に目を向けられているから。

 

そうなるとタクシー業界だって黙って指をくわえるわけにはいきません。あれやこれや対策を練って、世間の信用を得ようと必死になります。

 

乗務員のマスクの装着義務

室内換気の徹底

消毒剤の常備

etc

 

逆に守られた空間になると思うんですよね。

 

電車やバスのように多くの人が乗るような乗り物は、どうしても有効な手立てが限られてしまいます。

 

タクシーは、運転手と乗客のみ。

お互いが意識し合えば、防げるんです。

 

でも、どの世界にも決まりごとに背く輩はいますね。

マスクなしでの運転手、そんなタクシーはスルーしましょう。そんな運転手に限って風評に文句を言うんですよね。