『吾は巷のインタビュアー!』

走るしがないタクシードライバーからみた哲学みたいなもの

マスクシンドローム

周りを見渡せば、異様な光景……マスク姿の人々。

 

街ゆく人のマスクの下の顔を想像して楽しんでたりしてましたが、今となっては数の多さに想像することが億劫になってきました(笑)

 

かなり前のCMに「メガネ〜は、顔〜の一部です……」ってのがありましたが、まさしくマスクは顔の一部となってきています。

 

そんなこともあってか、マスクをしていない人を見ると不自然に思い、そんな人たちに怪訝な顔して冷ややかな視線を送る人を目にします。

 

でも、そんな人たちだってポリシーなどでマスクをしていないのではなく、それなりの理由があるかもしれません。マスクをしたくてもマスクがないとか……。

 

 

つい先日、マスクをしていない人が車に乗ってきました。

 

「おっ、運転手さん、しっかりとマスクしてるね」

「そうですね。お客さんに安心してお乗りになっていただいので、車内の除菌処理もしっかりと」

「そうだよね。世間ではタクシーは濃厚感染で敬遠されがちだけど、ある意味1番安全かもね。なんせ、客と運転手がお互いきっちりすればいい話だからね」

「ありがとうございます」

「あっ、俺マスクしていないけど気にしないで」

「マスク、どこも品薄ですからね」

「俺、マスク持ってるよ。マスクしないのが、俺のポリシーだから。大丈夫、大丈夫、運転手さんからたとえ感染ったて文句いわないから」

 

 

どういうポリシーだがわかりませんが、

ポリシーうんぬん以前に

 

マスクは

人から感染らないためにするものか、

人に感染さないためにするものか、

マスクするにしても意識がとっても重要な気がします。

 

この新型コロナの出現で、人というのが試されている気がします。